どーもー!金野内でーす!!
倹約(=減量)と投資(=筋トレ)で,アスリート級の家計体脂肪を目指しながら,同時に人生の幸福度=QOL(Quolity of Life)もあげちゃうような情報発信をしております.
さて,今回のテーマはこちら!
『当たり前になっているクルマの所有状況を振り返って,最適化することで家計を改善する!』
です!有益な情報発信になるように頑張ります!!
クルマを持っていますか?
みなさんは,クルマを所有していますか?
昨今,若者の車離れとか,人口の都市部集中などのトレンドはありますが,みなさんの家庭ではいかがでしょうか?『家族で1台所有してる』,『家族それぞれが1台所有している』などなど,住んでいる地域や家族構成で状況は大きく異なることと思います.
金野内の生まれ育った県はド地方です.その上に,超田舎なので基本的に移動手段は車です.加えて,農家が多い地域でもあるので,一人一台どころか,軽トラや原付なんかも含めると,世帯人数以上の車がある家が珍しくありません.
当然,こんな環境で育ってきたこともあり,私のクルマの価値観は,一人一台は当たり前!って考えでした.ですが,この価値観が,思い込みというか先入観だったということに,わたしは気づくことになりました.
もちろんすべての人,すべての世帯にもおすすめできる倹約術ではないことは理解しています.
しかし,金野内にとっての新しい気づきでしたので,みなさんと共有することで,私と同じ気づきを得られる人が増えるかもしれない!と記事を書くことにしました.
クルマを所有するのにかかる費用のまとめ
クルマを所有するときに発生する費用を,まとめてみるとクルマって『キングオブ金食い虫』なんじゃないでしょうか?(笑)
さすがは国の基幹産業だけあって,雇用や税金がたっくさんうまれるように,複雑なしくみに仕上がっているようです!頭のいい人たちって本当にすごいと思います!(笑)
新車を購入して以降,発生する費用を時系列的にまとめてみたのが↓こちらです.中古車の場合は,最初の車検が3年ではなく2年になるのはご注意ください.
- 車両購入費
当然,お高いクルマを買えばお高くなります. - 自動車税環境性能割 (旧 自動車取得税)
新車購入であっても中古車購入であっても関係なく車両購入時に掛かる税金です.
EVや燃費がいいクルマを選ぶと税率が低くなります. - 自動車税種別割 (いわゆる 自動車税)
普通車の場合は,自動車税(県税).軽自動車の場合は,軽自動車税(市税)と呼ばれ,排気量に応じて税額が変わります.(軽自動車は一律 ※排気量が660ccですからね)
シンプルに,排気量が小さいものはお安く,大きくなればばるほどお高くなります.
4/1付で納税義務が発生し,年度の途中で車両を購入した場合は月割り計算で徴収されます.
なお,5月末が納税の期限です. - 自動車重量税
新車購入時 および 車検時に発生する税金です.こちらの税金も,そのクルマのエコカー度に応じて税額が異なります. - 自賠責保険
すべての自動車の所有者と運転者が,必ず加入しなければならない義務保険です.保険料は一律です.
【補償対象】
対人賠償自己のみ
【保険金限度額】
死亡事故:最高3,000万円
傷害事故:最高120万円
後遺障害の場合 ⇒ 75万円~4,000万円(障害の程度による) - 任意保険
自賠責保険は,上記のように保険金の限度額が定められており,且つ 対物事故の賠償損害や自動車を運転するひとのケガ,自動車自体の損害(自爆)などは自賠責保険では補償されないため,これら足りない部分を上乗せで補償するための保険は任意で加入する必要があります. - 車検整備代
自動車ディーラーや中古車販売業者に車検をお願いすると,車検整備代がかかります. - ガソリン代
当然ですが,クルマはガソリン入れなきゃ走りませんので,エサ代ですね.
昨今,本当にガソリン高いですねよね… - 揮発油税・軽油引取税 (いわゆる ガソリン税)
ガソリンにも当然,税金がかかってます!なんなら消費税もかかってます.
また,図以外のところでいくと,12Vバッテリ,タイヤ(雪国にお住まいの人はスタッドレスタイヤも),ワイパーなどの消耗品の交換費用が必要になりますね.
さらに,車両購入費が一括で払えない場合,カーローンを組まなければなりませんが,当然ですがタダでお金を貸してくれる人なんていませんので,ローンの利息も毎月支払う必要がでてきます.
まとめると,購入費用(消耗品費含む),税金,保険,ガソリン,(ローン)に大別されるって感じですね.
金野内のくるまに関する価値観の変化
ここまで見てきたように,クルマを所有すると,いろんなタイミングで,いろんなところにお金を払わなければいけないんですが,ところで,最盛期の金野内家のクルマラインナップはというと,
ちなみに金野内一家の住まいは,都市圏ではないので,クルマの所有は必須の地域ではあるものの,我ながらスゴイですよね(笑)
その後,大型バイクはほとんど乗らなくなり,車検も切れそうってタイミングで早々に売却することになりました.
また,金野内は2018年から3年間海外転勤をすることになったので,残り3台も転勤に伴い,結局ドナドナされることになったワケです.
その後,帰国が近づくにつれ,『日本に帰ったら,なんの車を買お~かな~』ってウキウキが止まらなくなりました.『レク〇スにしようかな~,ベ〇ツかな~,やっぱこれからはEVだからテ〇ラかな~』ってこんな感じです.結局わたし,クルマもバイクも大好きなんですよね!かっこいいし,楽しいじゃないですか!(※ご褒美と称して,海外転勤マネーを全部溶かす気 満々でしたw)
いよいよ帰国のときとなり,日本での生活の立て直しも完了し,金野内家の新クルマラインナップがどうなったのかというと…
『一体,なにがあったんですか?(笑)』 理由は2つ.
1つ目は,わたしがクルマ選びでルンルンしている傍ら,金野内 妻は全く乗り気じゃなかったこと(笑) 理由は,もちろん妻もクルマに乗る必要があるワケですが,妻が運転してブツけたり,子供が汚したりしたときの,わたしがクソほど恐ろしく,うんざりするといったものです.確かに最盛期は2台の新車だったワケですから,個人的にかなりナーバスになっていたのを覚えています…妻さん,本当にごめんなさいm(__)m
2つ目は,『中田敦彦のYoutube大学』のエクストリームお金の授業と出会ったこと(笑) それ以前の金野内の価値観は,『投資=ギャンブルでこわいもの』,『お金を使うこと=形に残るモノ(まさにクルマとか)との交換でなければ損した気分』,『老後?何とかなるんじゃない(笑)』でした.これらの価値観を見直すキッカケを与えてくれたワケですね,あっちゃん,ありがとう!!
要は,
というマインドから
というマインドにシフトしてしまった結果ということです.
ちょっと話がそれつつありますが,ひとたびクルマを購入したらば,冒頭でまとめた費用が発生し続けてしまいます.これは,国が定めた制度ですから逃れることはできません!
であるのなら,身の丈にあったクルマ,家族構成にあったクルマ,適正な台数,移動の代替手段などを検討することで,自分最適化できるんじゃないか!
このマインドの変化が,現在のクルマラインナップの結果であり,その方法を紹介するのが,この記事の目的であります!
つぎのパートでは,金野内流 自己最適化するためのYesNoフロー を紹介しますので,金野内のマインド変化に少しでも共感できそう!って方は,引き続き,お読みください.
金野内流 クルマの購入判断フロー
ここで,わたしとしては『車を持つな!』『車を買うな!』と言いたいわけではないことをまずはご理解いただきたいです.
ただ,衝動的にとか,先入観的に,思考しない状態で,車を購入してしまうことに警鐘を鳴らしたいと思っています.要は,生活に支障がでないという大前提で,あなたにとって,適切な台数を,適正な価格で購入・維持 していますか?ということです.
現在,金野内家では,中古のコンパクトカー1台と家族3人分の自転車で生活していることはすでに述べました.これらは,大前提として,わたしたちの生活にまったく支障がないラインナップであることを強調しておきます!
さて,クルマの購入判断のための金野内流診断フローを紹介したいと思います.
このフローをつかった金野内の診断結果を紹介します.
- 1台目
買わないと生活できない? ⇒ YES ⇒ 新車じゃなきゃ我慢できない? ⇒ NO(まっすぐ走ればOK)
以上の診断結果から,中古車1台の購入が決定しました. - 2台目
(追加で)買わないと生活できない? ⇒ NO ⇒ 買わないとQOLが下がる? ⇒ NO
⇒ 代替の交友手段が必要? ⇒ YES(妻が日中クルマを使うかもだし,私は会社いかなきゃだし)
以上の診断結果から,バイクもしくは自転車の購入を検討することにしました.
バイクはクルマほど維持費はかかりませんが,会社までたったの3kmだし,自転車で通勤すれば,少しは運動にもなるしってことで,自転車を採用することにしました.
その結果,金野内家では,
こんな感じのラインナップに落ち着いたワケです.
ここで,診断フローの中に盛り込んだ『QOL(人生の幸福度)が下がるか?』が重要だと思っています! 金野内家の判断が,金野内以外のひとにとって,著しくQOL(人生の幸福度)を下げるような場合ももちろんあるワケであって,こういった場合はやるべきではないと思います.つまり『3度の飯より,クルマが好き!』ってひとは,買えばいいんじゃないかと思ってます.
最後に,わたしが買った中古車について少し紹介します.色は赤,走行距離は10万km,年式は8年落ちで……70万円!!やすい(笑) 外板に目立った傷はありませんでしたが,樹脂部品は年式なりに劣化しており,白くなっておりみすぼらしいったらありゃしない(笑)
ですが,このおかげで,『子供が車を汚す』,『花粉や黄砂で車が汚い…洗車しなきゃ…』,『車をこすっちゃった…』,『小石が飛んできて塗装が剥げた…orz』などいろいろなことに対して,まったくストレスがないという副産物を生んでくれたのです!(笑) なんなら,これらのストレスから解放されることで,逆にQOLがあがったかもしれません!
倹約シミュレーション
さて,ここでは金野内家のクルマラインナップBefore Afterによって,どれくらい倹約できたのかをシミュレーションしてみたいと思います.
まずは,シミュレーションの前提条件を以下のように設定しました.
Before | After | ||
---|---|---|---|
夫用(ミニバン) | 妻用(軽) | ||
購入時価格 | 350万円 | 170万円 | 70万円 |
売却時価格 | 175万円 | 75万円 | 0万円 |
使用期間 | 5年 | 6年 | (予定)5年 |
任意保険 | 6,383円/月 | 5,813円/月 | 3,700円/月 |
自動車税 | 45,000円/年 | 10,800円/年 | 34,500円/年 |
車検 | ざっくり10万円/2年 | ざっくり10万円/2年 | ざっくり10万円/2年 |
※バイクは面倒なので考慮しないことにしました(笑)
※取得税は車両購入時価格に含めました.
※自動車税は,2023年の税額を適用しました.
※重量税・自賠責保険・車検整備代は面倒なのでざっくり10万円/2年で計算することにしました.(金野内イメージ)
※ガソリン代は面倒なので考慮しないことにしました(笑)
※任意保険は,イーデザイン損保の見積もりサービスを利用させていただきました.
※任意保険は,Beforeは当時と同様,車両保険込み,Afterは現在と同様,車両保険なし
Before
- 車両費用
(350万円 - 175万円) ÷ (5年 × 12か月) ≒ 29,167円
(170万円 - 75万円) ÷ (6年 × 12か月) ≒ 13,194円
29,167円 + 13,194円 = 42,361円/月 - 任意保険
6,383円 + 5,813円 = 12,196円/月 - 自動車税
(45,000円 + 10,800円) ÷ 12か月 = 4,650円 - 車検
(10万円 + 10万円) ÷ 24か月 ≒ 8,333円/月 - 合計
67,540円
After
- 車両費用
70万円 ÷ (5年 × 12か月) ≒ 11,667円/月 - 任意保険
3,700円/月 - 自動車税
34,500円 ÷ 12か月 = 2,875円 - 車検
10万円 ÷ 24か月 ≒ 4,166円/月 - 合計
22,408円
比較
以上の大雑把な計算より,クルマ費用は,毎月45,132円の倹約,年間にして541,584円の倹約効果が得られる結果となりました!
これは,チリツモなんてレベルでなく,想像以上にインパクトありましたね!Σ( ̄ロ ̄lll)
金野内Beforeは,2台所有していたにも関わらず,金野内夫は原チャリで通勤しており,金野内夫カーは,本当に出動機会がありませんでした.
本当に冒頭にも書いた通り,『クルマの価値観,一人一台は当たり前!』に疑問を持つキッカケがあって本当に良かったと思っています.すでに,このラインナップで,1年半を過ごしているので,812,376円の倹約効果を得られたことになるワケですから!
投資シミュレーション
最後に,金野内家のクルマ倹約によって,毎月45,132円の倹約効果がある!という結果が前のパートで出たワケですが,この金額を平均利回り5%の投資信託で積立投資した場合,どのような未来が待っているのでしょうか?計算してみた結果,以下のようになりました.
いかがでしょうか?クルマを1台に集約し,通勤をチャリにすると,わたしのリタイア時には,な,な,なんと!3,083万円にまで膨れ上がり,老後2,000万円問題を一気に解決する破壊力があるではありません!!Σ( ̄ロ ̄lll)
もちろん,年によって投資信託のファンド成績にはばらつきがありますので,不作の年もあることはご承知おきください.
『3度の飯より,クルマが好き!』って人もこの投資シミュレーション結果をみたら,少しは心が揺れたんじゃないでしょうか?(笑)
これからのライフスタイル次第では,もしかしたらもう1台本当に必要になることもあるかもしれませんが,その時々で,適切な台数を,適正な価格で購入・維持に努めていこうと思ってます!
まとめ
- クルマ所有に必要な費用についてまとめてみました.いろんな名目の支払いが生じます…
- 金野内のクルマに対する価値観の変化を紹介し,変化後の金野内流クルマの購入判断フローを紹介しました.
- 金野内家で倹約できた(であろう)費用をシミュレーションして紹介しました.
- この倹約術を適用した場合に,金野内が退職したときに貯まっているであろうお金をシミュレーションしました!結果は,3,083万円!(節約額:約1,462万円 利息:約1,621万円)
最後まで,お読みいただきありがとうございました.
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